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| 海は広く、深く、生物も多様で、その生物の色々な表情を見ていると楽しく、また水中を浮遊している感覚、海から見上げた太陽の光など、すべてに物語があるような気がします。写真に少しの言葉を添えました。 |
| 海のオアシス | |
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水深約4mの純白にキラメク砂の中にぽつんと現れた海藻の園の中には、キンセンイシモチ、フエダイ類やハギ類、ハナダイ類、そしてクマザサハナムロの幼魚が隠れており、砂漠に現れたオアシスともだぶる。 こんなに暖かく、周りがサンゴ根ばかりのところに、それだけ見ればまるで日本海のように水面までのびたホンダワラ系の海藻が繁茂している姿はなんとも不思議な光景である。 海の不思議さ、そして海の素晴らしさ、静かな時、やすらぎの時。
2004/7/5(Mon)
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| 優しくおんぶ | |
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そしてそれぞれその旬の時期は全くなんと言って良いのかたまらなく旨い。全種刺身はもちろん旨いが、剣先イカの釣りたての小さめを丸煮、真イカをワタもとらずそのまま丸焼き、ヤリイカも小さいものを丸煮、思っただけで酒が欲しくなる。これ以上は「男の料理」にとっておこう。 丸ごと食べた経験上、剣先イカは小ぶりのものがオスで、ヤリイカは小ぶりのものがメスのようだ。 イカの交尾はアオリイカや沖縄のクブシミのように、威嚇するように、或いは激しい愛の証(?)のようにお互い手と足(どれが手?)を絡ませあっての行為が良く知られていて、ダイバー諸氏はその現場をデバガメのごとく見にいったりする。ヤリイカは冬の夜中に群れをなして岸近くにやってきて、お互いお気に入りになるとオスが背中の上(人間の感覚だとお腹の上?)にメスをちょこんと乗っけてゆっくりと泳ぎ回る。 ひと時の愛の時間が終わると主に大きな岩礁の下の隙間に、藤棚に垂れ下がる藤の花のように、藤色ではなく白い卵の花隗をつける。 この写真は2月の夜中11時ころに撮ったものであるが、暗い闇の集魚灯の笠の下に集まったカップルは優しくおんぶしながらスポットライトのなかでスイングしている。たった一人の撮影は恐怖と好奇心と優しき光景のカクテルライトを浴びていた。 余談であるが、イカやタコの足と手の見分け方をお教えしよう。それは……彼らの頭を思いっきりたたいた時、頭をさっとかばったのが手である。なんてね…。
2004/6/17(Thu)
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| は・な・さ・な・い | |
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センポーナから私たち数名をのせた小さな船が出港して1時間たっても透明度の悪い海の色に失望し、正面にみえた島をながめながら「もうそろそろ着くだろうけど、これじゃ期待薄いな」なんてひとり呟いた。ところがその島を通過してしまったのである。その後1時間たっても正面は広い大海原、島影さえ見えない。日本海の孤島育ちの私は、その荒海の豹変ぶりを見て育ったものだから、「こんなところで急に天候が悪化したらこの船などひとたまりもないな」などとまたひとりごちたのであった。それでも海の色は群青色に変わり、太陽の熱い光線のシャワーを浴びた肌に舟の走る風がさわやかで、船の舳先に座って白い波きりや時々群青の海原から一筋の航跡を描くトビウオの優雅さを見ていると、なんだか心が解けていくような安らぎを覚え、フーとため息をついた。 出航から約4時間後シパダン島に到着するが、岸壁がない。正面のコテージの全面にわずかに広がる砂浜に乗り上げるように船を着けると、沖の係留ブイ、といっても小さなボンテンなのだが、艫のアンカーがわりにとり、係留となる。荷物も人間も舳先からおり、青い海に興奮した訪問者たちは、着替えるのももどかしくマスクだけをつけて海に飛び込むとみんな同時に「カメだ!」と叫んだのだが、その後毎日カメ、カメ,カメの姿をみて、これが普通なんだと気づいたのである。 次の日、2本潜り終えて砂浜に座って沖を見ているとカメの首がいつまでも水面に出ている。多分交尾をしているということで武内カメラマンと素潜りで近づくと、交尾しているカメのまわりに数匹の大きなカメがあきらめないで奪おうとしているのである。こちらをカメと間違えたか眼前まで突進してくるやつもいる。結局一匹だけはどうしてもあきらめきれず交尾中のオスの首をつかまえて離そうとしているのだが、交尾中のオスは首にかかった手に苦しみながらも「は・な・さ・な・い」と頑張っているのだ。 メスガメは横槍のカメとデバガメの人間から逃げようとするのだが、2匹を背負っての遊泳は大変で、すぐに息切れしてしまいデバガメのいい被写体となったのである。「デバガメの語源はこれからきたのかな?」なんて馬鹿げたことを。 それにしても随分沖まで行って、潮が早かったら帰れなかったんじゃないのかな。当時唯一のサービス「ボルネオダイバーズ」のスタッフが、沖いくデバガメ二人を見ていて、岸に向かって泳いでいると、ボートで迎えに来てくれたのでした。ありがとうねスタッフさん。
2004/4/19(Mon)
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| 浮遊するダルマ | |
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2004/3/23(Tue)
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